今日(11/14)は、埼玉県民の日です。そこで、県民の日について説明します。明治4年に廃藩置県が行われ、「県」の統廃合があり、11月14日(旧暦)に「埼玉県」が誕生しました。生まれたばか
りの埼玉県は今と違って、荒川より東の地域でした。荒川の西が入間県で、明治6年に群馬県と合併して熊谷県にな
り、そして、明治9年、埼玉県と旧入間県が合併して、今の埼玉県とほぼ同じ形になったのです。当時の資料によると、
人口は896,107人でした。
昭和46年、それからちょうど100年目に当たるのを記念して、11月14日を「県民の日」としました。県内では、毎年こ
の日を中心にいろいろなイベントが開催されます。
さて、もう一つみなさんがよく目にするもので、埼玉県章(県章:けんしょうは、県を象徴する紋章のこと。)があります。
この埼玉県章は、まが玉16個を円形にならべたもの。まが玉は、古代人が装飾品などとして大切にしたものです。
埼玉県名の由来である「幸魂(さきみたま)」の「魂」は、「玉」の意味でもあり、まが玉は、埼玉県にゆかりの深いもの
となっています。また、まが玉を円形に配置したデザインは、「太陽」「発展」「情熱」「力強さ」を表している。県旗は県
章を白地に赤く染め抜いたもので、昭和39年9月1日に制定されました。
参考までに、各都道府県の都道府県章については、このPDFファイルを見てください。→
各都道府県の県章.pdf