「苦境にあっても天を恨まず、運命に耐え、助け合って生きて行く」この言葉は、東日本大震災から2週間後の平成23年3月22日(火)、宮城県気仙沼市に所在する
階上(はしかみ)中学校の卒業式で卒業生を代表した梶原裕太君の答辞の中の言葉です。
卒業式は、当時避難所となっている階上中学校の体育館で行われました。卒業生の内一人は死亡、
二人は行方不明になっている中での卒業式でした。
本来、希望を持って未来に進むべき子供達が、このような悲惨な目にあいその中での卒業式、悲しい
上にもさらに悲しいものであったに違いありません。しかし、梶原君の言葉から、被災地にこのような
立派な若者がいる限り希望があると感じました。
(*梶原裕太君の答辞は、ここからご覧ください→梶原裕太君の答辞.PDF )
明日で、震災から2年目が過ぎます。改めて、私たちは、この震災を決して忘れることなく次の世代に
しっかりと伝え続けなければなりません。
豊里中のみなさん、みなさんもこの震災、そして復興に日々努力している人々の姿を忘れないでください。
★代表・梶原裕太さんの写真(当時のニュース映像から)